敷地は、2面道路の角地に位置しています。
建て主さんのご要望は、奇をてらいすぎず、包容感と開放感を持った大人の外観、というもの。
道路が隅切りという敷地形状に合わせ、建物の角を切り取って隅切りにすることで、町並みに自然に調和するよう配慮しています。
また、角を切り取った小口を茶のタイル張りにし、町並みに調和しつつも印象的な外観を目指しました。
白い建築空間の中に、造り付けのリビングボードやソファ、テーブルなどの家具類を濃い色調とすることで、
落ち着きと明るさの両立を図っています。
ご主人の趣味の音楽は、本格的なもの。
キーボードやドラム、ギター、スピーカーやマイクスタンドだけでなく、5000枚以上にもなるCDの収納、
そして、楽器の音量に見合った防音を望まれました。
野球の大好きなお子さんのために、南庭は本格的な投球練習の場になっています。
硬式野球の基準に合わせて、マウンドの高さは25.4cm、投手板~ホームベース間の距離は18.44mと正確に造りました。
マウンドの土は、天候に左右されずぬかるみや土埃の少ないソイレックスPM真砂土を使用。
日夜、練習に励まれているそうです。
所在地 | 福島県いわき市 |
構造・面積 | 木造2階建 270.13㎡ |
仕様 | オール電化住宅 |
施工 | 堀江工業株式会社 |