5つのスペースから構成されるパブリックスペースを家の中心に配置し、吹抜を通してつながる計画としました。吹抜に面して設けられた 『みんなの机』 が1階と2階を柔らかくつなぎ、おたがいの気配を感じられます。
見守り見守られ、つかず離れずの距離が保てる空間を目指しました。
各個室はパブリックスペースの廻りに配置し、内部建具を開けるとすべての居室がパブリックスペースとつながります。
その一方で、内部建具を閉めるとそれぞれのプライベートスペースになります。
共働きの多忙なご夫婦は、家でも仕事が出来るスペースを望んでいました。
普段は、語り合いながら持ち帰った仕事をこなすとのことでしたが、集中したい時のスペースも望まれた為、
家事動線を考慮して1階に奥様の書斎、2階のご主人の書斎の為に『篭り屋』を計画しました。
ヴィンテージギター等、自慢のギターをいくつも所有されるご主人の為のギターディスプレイスペースが、
玄関ホールから目に飛び込んでくる計画としています。
所在地 | 宮城県仙台市 |
構造・面積 | 木造2階建 132.46㎡ |
仕様 | オール電化住宅 |
施工 | 建て主さん直営によるCM分離発注 |