
昭和62年に、JR仙台駅西口近くの仙台朝市のビルに開園された朝市センター保育園様。
朝市の商店主と触れ合うユニークな保育方針や利便性が、市中心部で働く女性から支持されています。
様々な困難を乗り越えて、平成29年4月1日より同じオフィスビルの5階から3階へ移転し、仙台市認可保育園として新しくスタートされました。
0歳から小学校就学前までの、60名保育の保育園です。


【左】朝市ビル外観。5階から3階への移転改修です。 【右】既存の3階は・・・

【左】5つの貸室として区切られていてオフィスとして使われていました。 【右】既存3階廊下
この3階のオフィス空間を保育園に改修するには、様々な法規制をクリアする必要がありました。

【左】遊戯室/採光上の問題をクリアするために・・・ 【右】建具を取り外し、一室で使用できるようにしました。
建具を取り外して、1歳2歳児室・遊戯室・3歳以上児室をひとつの空間にできます。
お遊戯会やイベント利用等、限られた空間を有効利用できるようにしています。

3階に設置される保育園ということで、常用の階段の他に、避難用の階段が必要でした。
そこで、避難用階段へ通じる附室を計画しています。
避難用誘導灯 の下にある白いドアが、附室への入り口で、奥に避難用階段があります。
都会の真ん中のオフィスビルに、まるで森の中にいるような、わくわくする空間を創りたいと考えました。
曲線を描く壁は、大きな大きな木。
きつつきが空けた丸い穴は、秘密基地への入り口です。


【左】丸いトンネルをくぐると・・・ 【中】そこは、絵本のほこらです。ベンチに座って、楽しく絵本鑑賞できます。 【右】中から遊戯室を見ると、隠れ家気分・・・

【左】0歳児室 【右】1歳2歳児室/右側の鏡の柱は、覗き込んで映る姿に興味を持ってもらうよう、鏡面シートを貼りました。
照明器具は、主張しない小さなダウンライトを設置しています。
また、中央部に露出している柱型を樹木に見立てたデザインにしています。

【左】3歳以上児室/天井から下りているホスクリーンは、縄ばしごを付けて、うんていとして利用できるよう、下地を補強して設置しています。 【右】3歳以上児室/楕円状の柱は樹木に見立てています。子ども達が木登りするクライミングウォールを貼れるように(後工事)、下地を施しています。

【左】オレンジ色や黄色、緑色のカラフルな色彩を随所に施して元気な子ども達を表現しています。 【右】左側に見えるデシャップカウンターの奥は給食室

【左】給食室 【右】3歳以上児用トイレ

【左】エントランスホール 【右】エレベーターホール/扉の手前は、ベビーカー置き場

【左】3歳以上児用手洗い 【中】廊下 【右】廊下/可動間仕切で保育室とひとつの空間に。
| 所在地 | 宮城県仙台市 |
| 構造・面積 | 鉄骨造5階建3階部分 396.00㎡ |
| 施工 | 共栄ハウジング株式会社 |